自分で取り戻してみた消費者金融の過払い金

現在も、毎月の収入だけでは生活費が回らず、銀行のカードローンのお世話になっていますが、もう１０年以上前に、消費者金融からキャッシングをしていた時期がありました。当時は、金利のことなど余り深く考えずに利用していたというのが正直なところ。



その後、まとまったお金を工面することが出来て、消費者金融からのキャッシングは全額一括返済していたのですが、昨今良く見聞きするような「過払い金返還請求」について、「自分にもあったのではないか？」と思うようになったのです。



試しに、当時利用していた消費者金融へ電話をし、取引履歴の開示をお願いしたところ、ご丁寧にも金利を現在の上限金利である18%に引き直した「引き直し計算書」まで添付して郵送してくれたのです。CMで紹介されているような100万円を超えるようなものではありませんでしたが、私にも13万円の過払い金が発生したことを知りました。

プロミスの利率は低いのか高いのか検証してみた！



過払い金がもっと高額なものであったなら、間違いなく司法書士や弁護士など専門家へ返還請求の依頼をしていたと思いますが、額が額なだけに返還後の成功報酬などを考えると自分で取り戻すのが良いと考え、消費者金融の窓口と直接やりとりすることにしたのです。結果は、７割掛けの９万１千円を取り戻すことに至りました。「何故、減額されるのか？」を尋ねてみましたが、難しい法律用語などを並べ立てられ、素人ではそれ以上太刀打ち出来ませんでした。



しかし取引履歴の開示など、実際に行動してみた結果、過払い金の存在を知ることが出来ましたし、減額されたものの取り戻すことに至ったのは良かったと思っています。



私の場合には、１３万円という金額でしたので自分で取り戻しにチャレンジしてみましたが、もっと高額の過払い金があるかもしれない方なら、全額請求や減額幅を減らすことが出来るように、専門家へ依頼するのが間違いない選択だと思います。